このブログでは私の不妊治療歴をまとめています
▶︎ 27歳 結婚。しばらくは仕事を優先
▶︎ 29歳 自己流で妊活を開始
結婚後は仕事のスキル取得を優先し、30歳を目前にして妊活を始めました

1年と少しの間、タイミング法を続けていたので、この時どんなことを実践したのか、また大変だったことなどをお話しします。おすすめの基礎体温計などについてもご紹介しますのでぜひ最後までご覧ください!
タイミング法 やり方【自宅でやっていた方法】
自宅でタイミング法をしていたとき、実際に行ったのは
- 基礎体温を測定し、排卵日を予想する
- ドゥーテスト(排卵日予測検査薬)で排卵日チェック
- 男性の勃起不全対策にシリンジ法を使う
ことでした
生理は26-28日周期でほぼ一定していたので、まずは基礎体温を測り排卵日を予想しました
基礎体温計はシチズンの婦人体温計を使用しました
これは個人的にとてもオススメです!
使ってみてよかったのは
① 目覚めてすぐ(動く前)に測る必要があるが、バックライト仕様になっているため暗い寝室でも測定値が見やすい
② 口の中(舌下)で測るので衛生面が気になるが、防水仕様なので洗って使うことができる
ことでした
予測式約30秒+実測式(約10分後)で両方の機能が使えると思いましたが、朝の忙しい時間にゆっくり実測することはできず、実際は予測式の機能のみ使用していました。
使っていて特に悪い点はなかったように思います!
基礎体温から排卵日を予想してタイミングを4-5ヶ月程度とっていましたが妊娠しなかったので、実際の排卵日とずれている可能性を考え、より予想の精度を高めるために排卵検査薬を使うことにしました
検査薬はロート製薬のドゥーテストLH IIを使用しました
尿をかけるだけなので、手軽に検査することができた
①判定ラインが数日続けて陽性になった場合にタイミングがわかりにくい
②判定ラインの濃さが陽性なのか悩ましい場合があった
検査キットで正確な排卵タイミングをピタッと知ることができないことは理解できるので、悪い点2つについては仕方のないことだとは思います。判定がわかりにくい時、以下のようにしていました。
私は1日1回夜に検査していましたが、3日連続で判定ラインの濃さが陽性だったりした時もありました。これについてはロート製薬のホームページのよくあるご質問に回答があり以下のように書かれていました
LHの分泌量は個人差や周期差があり、陽性が2~3日続く事もありますが、初めて陽性になった検査時刻から40時間以内に排卵が起こる可能性が高いことがわかっています。
出典:ロート製薬ホームページ

回答の内容はとても納得できたのですが、陽性が続いている間は「もしかしたら今が最適なタイミングかも?」という思いからすっぱりタイミングをとるのを辞めるというのも心理的に難しかったです
結局毎日タイミングをとるようにしていましたし、判定ラインが陽性の間はずっとタイミングをとり続けなければならないと自分を追い詰めてしまいました…(もう少し気軽に考えれば良かったのかもしれません)
基準ラインに比べて判定ラインが濃いまたは同等の場合に陽性と判定(まもなく排卵が起こると予測)するため線の濃さから結果の解釈が難しい場合がありました
排卵検査薬は、陽性か陰性かの判定に悩む場合には1日2回朝夕などでの検査を推奨されています

検査薬のコストも1箱2000円から3000円かかるので私は1日2回測定をケチってやらなかった時もありましたが、卵子の寿命は24時間と言われているので検査間隔を空けずに調べたほうがよかったと反省しています
排卵検査薬を使用して効率良くタイミングをとりたいと思っていましたが妊娠に至らず、妊娠確率を上げるために性交渉の回数を増やすことを考えました
しかし、夫が当時仕事が激務で、夜勤の日はそもそもタイミングがとれず、仕事で疲れている時にも疲労感や義務感から上手くいかないこともありました

夫です。妊活でタイミングをとるときは、妻から今日だよと言われるとどうしても緊張して上手くできない時もしばしばでした。そこで、やり方にとらわれている場合ではないと思い、シリンジ法も使っていました。
これがあると「最悪の場合もシリンジがあるから」と少し気が楽になって前向きに妊活に取り組むことができていました
シリンジ法とは、採取した精液をシリンジの中に入れて膣内に注入する方法です
私たちが使っていたのはTENGAのSeed inです
① お互いの身体の負担になりづらく、比較的手早く終えられるので睡眠時間を確保できた
② 私は仰向けの姿勢で少し足を開いて挿入していましたが、カテーテルの形状も良いのか特に膣内に痛みを感じることはなかった
③ 1回使用分が組み立てられた状態で個別に包装されているので、衛生面も安心だった
精子を出す付属カップ(折りたたみ式プラカップ)が小さく、採精の際に少し気を使った

最初は少し抵抗感がありましたが、性交渉とシリンジ法を組み合わせることでストレスなく回数を増やすことができたので、夫婦関係も良くなったように思います
タイミング法からステップアップへ 決断した理由とは
私は20歳台ぎりぎりでなんとか自然妊娠することを目標にしていましたが、自己流タイミングを1年以上継続しても希望が叶わず30歳を迎えたこともあり、不妊治療専門外来への通院を決めました
理由としては主に2つ
- 夫の仕事が激務で(夜勤あり帰宅も遅い)、タイミングをうまく合わせるのが難しかった
- 市販の排卵日検査予測薬を用いた自己流妊活を1年近く続けていたためタイミングをとることに疲弊しきっていた
からです。以下の記事を読み、1年妊活して妊娠できなければ不妊と考えようと思っていました
不妊とは「健康な男女が妊娠を希望し避妊せず性交渉を行い一定期間妊娠しないこと」を言いますが、日本産科婦人科学会では一定期間は1年と定義しています。また、年齢が高い場合には、妊娠しない期間が1年未満でも、より早期に検査と治療を開始したほうがよいという考えが一般化してきています。
病院受診後もしばらくはタイミング法を提案されるのかと思っていましたが、私の場合はすぐに人工授精を開始することになりました
当時は自己流タイミングで疲弊していた時期であり、医師の説明を聞いて人工授精が名前ほど人工的ではないと感じたので受け入れやすかったです
病院受診前の妊活方法をご紹介しました
タイミング法に失敗してから実際に不妊治療外来に通院してみると、生理がきていても無排卵月経の周期だったこともあり、病院で検査を行う重要性も感じました
私の経験が同じ悩みを持つ方の参考になると嬉しいです
次回は人工授精をした時の話です
