【胚移植3回目】子宮内膜炎治療2回目とサプリを開始して臨んだ3回目!

これまでの流れ

▶︎ 29歳 タイミング法で妊活も1年妊娠せず

▶︎ 30歳 不妊治療クリニックに通院開始

 ◎検査結果:低AMH(30歳で1.77)、子宮ポリープ(→経過観察)、ほか異常なし

▶︎人工授精3回失敗

▶︎体外受精にステップアップ(採卵、胚移植2回→妊娠せず)

私の胚移植1回目は完全自然周期での凍結融解胚移植、5AA’胚盤胞を排卵5日目に移植しましたが、妊娠判定結果は陰性でした

胚移植2回目は子宮内膜炎疑いの治療のためビブラマイシンを内服して4BB’胚盤胞を移植しましたが、結果は化学流産でした

移植3回目 今回の作戦は?

私は3回目の移植に向けて抗菌薬内服ビタミンDサプリメント内服をして臨むこととなりました

抗菌薬内服

2回目の移植は

子宮内膜炎治療の第1選択薬
ドキシサイクリン(ビブラマイシン®︎,100mg)1日2回×14日間 

を内服後に4BB’胚盤胞を移植しましたが、

化学流産で妊娠しませんでした

そのため主治医の先生と相談して子宮内膜炎の原因菌がビブラマイシンに耐性を持っている可能性が考えられるため


3回目の移植前には第2選択薬である
シプロフロキサシン(シプロキサン®︎,200mg)+メトロニダゾール(フラジール®︎,250mg)1日2回×14日間 

を内服することとなり、この治療を行いました

ビタミンD内服

移植に向けてビタミンDのサプリメントも内服しました

ビタミンDの不足は着床不全と関係があるらしく、これが不妊の原因になっている可能性もあるからです


ビタミンDの欠乏した不妊患者が反復着床不全と関係している報告があり、ビタミンDは妊娠に有利な免疫状態を誘導します。

貯蔵型ビタミンDである25OHビタミンDが30ng/mL未満の患者にはサプリメントを服用させることも重要です。

日本産婦人科医会HP参照

私は特に数値を調べたわけではないですが、着床不全の原因として受精卵を受け入れる免疫寛容の異常が考えられる場合に血液検査で調べることができます

【おすすめ】ビタミンDサプリメント

私はDHCのビタミンDサプリメントを飲んでいました

1日摂取目安量1粒にビタミンD25μg(1,000IU)配合されています

私は推奨通り1日1錠内服していましたが、

不足しているビタミンDの量は人それぞれ違うので、血液検査で濃度を測定して不足分に合わせた適切な量を摂取することが効果的だと思います

3回目胚移植の結果

このような対策を講じて

3回目も完全自然周期での凍結融解胚移植、

4AA’胚盤胞を排卵5日目に移植しましたが、

結果は陰性でした

2回目の移植は4BB’胚盤胞であったこと

結果も陰性ではなく化学流産であったことなどから

私は3回目の移植に少なからず期待を持っていました

そのため、2種類の抗菌薬内服治療をしてサプリも始め、さらに4AA’ というグレードの良い胚盤胞を移植したうえでのこの3回目の移植陰性という結果は相当ショックでした

残りは初期胚1個と4BB’胚盤胞1個です

今更ながら子宮内膜炎の検査を受けてみようかとも悩みましたが、

微妙な結果となってしまった場合に

担当医が結果の解釈に自信を持てないようであれば

積極的に検査を受ける意味がないのかもしれないと考えました。

もちろん非常に難しい領域なのかもしれませんが、これまでそうした多くの検査を行い豊富な経験をもつ医師のいる病院で治療を受けるのがいいのでは?という考えが浮かび上がりました

転院して残りの胚を移植するという選択肢も考えてはみましたが、

当時私が転院先の候補として考えていた病院は系列グループの病院以外からの凍結胚の輸送は行っていませんでした

そのため、4回目の移植は転院せずに治療を受け、胚がなくなった時点で転院することを決めました

※凍結胚の輸送については病院ごとに基準が異なりますので問い合わせていただくのがよいと思います

次の(4回目)移植に向けて

3回目の移植陰性の結果を受けて、4回目の移植で出来ることを担当医と相談しました

そこで、

①子宮内フローラを整えるためにラクトフェリンのサプリメント内服

ラクトフェリンの記事についてはこちら

【不妊治療】ラクトフェリンのおすすめサプリはこれ!子宮内フローラを整える!

②先進医療のSEET法、ニ段階移植

記事はこちら(準備中)

について提案していただきました

まとめ

自分の治療の経過を振り返ってみると

あのとき検査を受けていれば、

こんなに回り道しないで済んだのでは?

あのとき別の治療を選択していれば、

もっと早く妊娠できていたのでは?

職場を退職する必要もなかったのでは?

と思ってしまうこともとても多いです

私の場合は(検査を受けてもいない)子宮内膜炎の治療にこだわらず

この段階で着床の窓検査を行っていれば(後に異常が判明します…)

少しでも早く妊娠判定がいただけたのではないかと考えてしまいます

もちろん最初からベストな治療法を選択するのは至難の業だと承知しています

私は過去に戻ってやり直すことはできませんが、自分のそんなリアルな迷いを教訓にしていただき、

現在不妊治療中の方が少しでも後悔のない選択ができるといいなと思います