AMH検査で低いと指摘【AMH低値は何が問題?費用は保険適応?】

このブログでは私の不妊治療歴をまとめています

私は不妊治療を実際に受け、AMH検査で低値を指摘されました。今回は

AMH検査ってどんな検査だろう

費用はどのくらい?保険適応?

AMHが低いと何が問題なのか知りたいな。

こういった疑問についてお話しします

 

AMH とは

AMH検査 = 卵巣機能の予備能を知る検査

AMHとは抗ミュラー管ホルモンの略称で、卵巣内の発育過程の卵胞から分泌されるホルモンです

女性は生まれながらに卵巣に卵胞をもって生まれますが、年齢とともに徐々に減っていき、増えることはありません

AMH検査は、卵巣機能の予備能の目安(卵子がどの程度残っているかを推測する指標)となります

体外受精を検討する際に行われることが多いようで、私の場合はAMHの値に応じて、体外受精での卵巣刺激方法を検討するということで検査をすることになりました

 

AMH検査の費用・方法【保険適応で検査できる?】

AMH検査 :約1600円(保険適応3割負担)、血液検査で調べられる!

AMHは血液検査で調べることができます

どの段階で検査するかは医療機関により異なるかもしれませんが、私の通院先では体外受精にステップアップする意思表示をしたタイミングで検査を受け、保険適応(3割負担)で1600円ほどでした。

令和4年4月から不妊治療が保険適応に!

現在、保険適応で検査可能です。詳しくはこちらの厚生労働省のホームページから

 

AMH 低い場合の問題点 〜私の場合〜

AMH検査の値は個人差が大きく、ばらつきがあることから、正常値が決まっているわけではないようですが、年齢とともにAMH値は減少する傾向があります

私は検査の結果、30歳時点でAMH1.7741歳相当の値でした

このとき、低AMHにおけるデメリットとして

  • 採卵時にとれる個数が少なくなる
  • 排卵誘発に反応しづらい

という可能性がある

そのため、体外受精の際に採卵するにあたって卵巣刺激法は高刺激で行うと説明を受けました

ただし、メリットとして

  • 卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になりづらいという面もある

ということも言われました

⚠️ 卵巣過剰刺激症候群(OHSS)とは

「OHSSとは不妊治療における排卵誘発剤に卵胞が過剰に刺激されることによって、卵巣が膨れ上がり、お腹や胸に水がたまるなどの症状が起こる病気です。重症では腎不全や血栓症などの様々な合併症を引き起こすことがあります。

厚生労働省の重篤副作用疾患別マニュアル参照

 

️低AMHは妊娠しづらいのか?

私は生理も周期的にきており、量の変化なども特になく、自覚症状は全くありませんでした

低AMHと言われた時は非常にショックを受けましたが、医師からはAMH検査の結果は卵巣に残っている卵子の数を推測するものであり、卵子の質とは関係はなく、卵子の質は年齢によるところが大きいと説明を受けました。

はらメディカルクリニックのホームページによると、AMHが低い場合は

  • 数値が2以上平均未満の場合は、妊娠には影響がでない範囲です。ただし、AMHが平均以上6未満の場合と同じように、妊活を続けていても妊娠しない場合は、不妊治療の検討をおすすめします。
  • 数値が2未満の場合は、早めに不妊治療を始めましょう。
  • 特に、0.5未満の場合は早発卵巣不全の可能性があるため、専門医へ相談してみてください。

とカテゴリーに分けられていました

検査を受けた時点で体外受精に進む予定ではありましたが、この結果を受けてより覚悟が決まりました

また、当初は年齢的にも体外受精までやれば大丈夫と甘く考えていましたが、もしかしたら採卵で上手く卵胞が育たない可能性も考えました

そのため、自分の中での優先順位を仕事>不妊治療から、仕事<不妊治療に変更して、少しでも早く体外受精にステップアップし、その後も医師の指示を除いてなるべく治療のお休み期間を作らないで済むように治療に取り組んできました

 

まとめ

AMH検査の内容、方法についてはよくご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、それだけではなく低AMHの結果を聞いたあとの自分の受け止め方、治療に向き合う意識の変化も含めてお話させていただきました

今後の記事では低AMH(1.77)での採卵結果もまとめたいと思っています

今回の記事とあわせてご参考にしていただければ嬉しいです

前の記事はこちら

   不妊治療開始!病院の選び方〜仕事との両立重視の場合〜